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点字民報 2024年1月号 通巻691号

2024年1月1日 更新

 目次と主な記事をお知らせします。

目次

平和を願い今年も元気に 全視協代表理事 山城完治
私の困った、私の要求4 進歩が視覚障害者を取り残す 広田知江子(大阪府)
新春特集 私の挑戦
 趣味を超えた週末の楽しみ 平野泰代(東京都)
 ブラインドマラソンを楽しむ 野尻誠(和歌山県)
産声をあげた「結び目(視覚障害者京都の会)」 藤原美恵子(京都府)
結成30年の節目に立って、道視協記念学習交流集会 川瀬義広(北海道)
第16回あはき運動交流会、4年ぶりに開催、四国で初 生田行信(高知県)
連載 盲人、地球を歩く7 ウズベキスタンを訪れて その3 村上直人(岩手県)
全視協総務局コーナー
 1 点字署名にご協力を
 2 その他の活動記録
 3 頒布会
全国と地域の主な予定(24年1月から)

(目次、終わり)

主な記事

平和を願い今年も元気に

全視協代表理事 山城完治

 2024の新年に当り、全視協会員、点民読者、支援の皆さんに、心より感謝申し上げます。皆さまにとって、今年が実り多い年になることを願っております。

 さて全視協は、3つの成果を残しました。

 1つは、全視協の第36回奈良大会がコロナ禍を隔てて200余人の参加者で成功したことです。

 2つは、点民活字版が障害者定期刊行物協会発行の第三種郵便物に変更されました。

 3つは、ゆうちょダイレクトサービスの送金時認証(本人確認)のメールワンタイムパスワードを残したことです。

 さて23年10月7日、パレスチナ・ハマスのイスラエルへの攻撃に端を発したイスラエルのパレスチナ・ガザへの容赦のない攻撃が今も続いています。パレスチナ側の死者は12月9日時点で1万7487人に昇っており、イスラエルの攻撃の中止・即時停戦を求める世界の声が上がっています。全視協も11月22日に同趣旨の声明を発出しイスラエル大使館・首相官邸・外務省に送付しました。

 憲法9条を持つ国民として平和な日本を次世代に継承し、世界平和に道を開くために連帯の運動を進めましょう。

 今年は、2014年に我が国が障害者権利条約を締結して10年です。条約と総括所見を学んで生かすこと、要求の一致に基づく運動がますます必要になるでしょう。そして、全視協の歩みを次世代につなぐために、会員と点字民報読者を増やしましょう。

 今年の干支にちなんで私は、年頭の思いを「たつどし」の折り込み都々逸どどいつにしてみました。

 「高く掲げよ つなごう願い ドレミ合わせよ シド平和」

 皆さん、今年も元気にがんばりましょう。

(この稿、終わり)

 「点字民報」の全文を読みたい方は、全視協の会員になっていただくか、読者になってください。