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ロシアのウクライナ侵略は国際法違反です

2022年3月2日 更新

2022年3月2日

在日ロシア連邦大使館
特命全権大使 ミハイル・ユリエビッチ・ガルージン閣下

ロシアのウクライナ侵略は国際法違反です

直ちに軍事作戦の中止を求める視覚障害者団体としての緊急抗議声明

一般社団法人 全日本視覚障害者協議会
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電話 +81-03-6912-2541
Fax +81-03-6912-2540

 一般社団法人 全日本視覚障害者協議会は、その目的に「視覚障害者の生活と権利を守り高め、差別のない平和で民主的な社会を建設することを目的とする。」と定め、核兵器廃絶点字1万名署名をはじめ、戦時下の視覚障害者の取材などを行なってきました。その中で私たちは「戦争と障害者は相容れない」ことを心に深く刻み平和運動を行ない続けています。

 2月24日、ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ東部の2つの州を一方的に独立国に承認後、集団的自衛の名の下でロシア軍を侵攻させ、ウクライナ全土に攻撃を開始しました。この瞬間も、おびただしい数の障害者と家族が戦禍に巻き込まれています。直ちに軍事作戦を中止し、軍を撤退させることを強く求めます。

 昨年1月、核兵器禁止条約が発効されました。しかし、プーチン大統領は「ロシアは核の最強保有国の一つだ」と強弁し、国際社会に対して使用の可能性まで発言しました。これは明らかに威嚇であり断じて許せません。

 また、ウクライナには15基の原子力発電所が存在しており、ロシア軍のミサイル攻撃を原因に、原子力発電所の爆発事故につながる危険の中にあります。

 ヒロシマ・ナガサキ・ビキニそして福島原発事故と、4度の核被ばく被害を体験した国民として強く抗議します。

 ロシアのウクライナ侵略は国際法違反であり、直ちに軍事作戦を中止することを強く求めます。