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点字民報 2023年4月号 通巻682号

2023年4月5日 更新

 目次と主な記事をお知らせします。

目次

東京高裁逆転勝訴、天海さんの訴え認める「千葉市は上告をするな」の声集めよう
全視協奈良大会(第16回全国視覚障害者活動交流集会)分科会の紹介
特集 あはき法19条裁判最高裁判決から1年
オンライン交流会「タクシーの利用第2回」のお知らせ
埼視会50周年を祝う
有料道路の障害者割引が改善されます
全国と地域の主な予定

(目次、終わり)

主な記事

全視協奈良大会(第16回全国視覚障害者活動交流集会)分科会の紹介

6月18日(日曜日)午前 ホテル日航奈良にて開催

第1分科会「介護から福祉まで、なんでも語ろう、質問しよう」

 「家族の介護」「自分の介護」「読み書き支援」「移動支援」「専門職との上手な付き合い方」「デイ・グループホーム」「入所施設・小規模多機能施設」……。参加者の話を聴きながら「そういえば、こんなことで困ったことがある」と、質問もし、また、教えてください。2時間半、思いっきり語り合いたいと思います。

(担当:依田・藤原理事)

第2分科会「重度障害者等就労支援特別事業」

 20年10月実視された「雇用福祉連携による通勤と職場支援」。このうち重度障害者等就労支援事業は、雇用と福祉の谷間で支援の対象外とされてきた自営業も利用できる画期的なもので、現在56市町村で実施されています。分科会では、事業のそもそもから、利用申請まで、とことん学びます。

 (担当:東郷理事、あはき委員会)

第3分科会「音響式信号機とエスコートゾーン」

 音響式信号機、エスコートゾーンの整備は進みません。住民配慮から夜間の鳴動が止められる状況もあります。21年以降11件の事故が起き、うち3人が死亡しています。また、高度化PICSはスマートフォンを使う人と使えない人で信号情報の入手に不均衡が生じる懸念も生まれています。分科会は、どう要求を集めどのように交渉しているか、など各社員の運動と警察など行政の対応や成果を交流し、今後の運動に生かします。

 (担当:山城・岡﨑理事)

第4分科会「国連障害者権利委員会の総括所見を学ぶ」

 22年9月、国連の障害者権利委員会は我が国に総括所見(勧告)を出しました。その内容は人権モデルに貫かれており、私たちの今後の運動の参考になるものです。また、脱施設、脱特別支援教育、就労支援など、我が国の歴史や実態にそぐわない部分もあります。視覚障害者の立場から、これらを学び、大いに語り合いましょう。

 (担当:田中・志水理事)

第5分科会「知ろう!生かそう!デジタル」

 音声パソコンを使うことで文字の読み書きができ、点字データのやり取りをし、DAISYで読書を楽しむこともできるようになりました。また一方では、視覚障害に十分な配慮がないままデジタル化が急速に進められています。どのようにすれば私たちも生活の中にデジタルを取り入れることができるのか、どんなものが生活を豊かにできるのか、またそのための工夫や必要な改善について学びます。

 (担当:濱田・楠田・織田理事)

第6分科会「平和」

 新しい戦前、大軍拡大増税、5年間で43兆円、憲法9条で日本を守れるのか、日本が戦争に向かってますます浮き足立ってきました。この状況を止めたい。これは多くの人の願いです。どうすれば安心、安全な暮らしが実現するのか、そのための不断の努力とは、講師の方のお話しと参加者でディスカッションしながら確信をつかんでいきましょう。

 (担当:藤野・岡・不破理事)

(この稿、終わり)

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