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2020年度社員総会報告

2020年7月10日 更新

2020年5月31日に第11回(定時)社員総会を開催しました。
以下、社員総会議事録および2019年度決算を掲載します。

第11回(定時)社員総会議事録

Ⅰ 日時 2020年5月31日(日)13時から13時45分

Ⅱ 場所 全視協事務所

Ⅲ 議事

  1. 新型コロナウイルス感染防止の観点から、議決権の行使は一般法人法の定めるところにより、電子的(メール)又は書面によって行なった。
  2. 代表理事が開会挨拶を行った。
  3. 議決権について総務局から報告があり、社員総会が成立している旨確認した。
     社員の数23 うち議決権を行使した社員の数22  うち議決権未行使社員の数1
     議決権の数41 うち議決権を行使した数40 うち議決権未行使の数1
  4. 社員総会の役員の提案があり、相違なく選出された。
     議長 小日向光夫(東京代議員) 平野力三(埼玉代議員)
     議事録署名人 高瀬清(神奈川代議員) 渡嘉敷綏秀(沖縄代議員)
  5. 議長が開会を宣言し、議事に入った。
    第1号議案 2019年度の活動報告
     議長は、本議案につき満場一致をもって原案は承認可決した。
    第2号議案 2019年度の決算報告
    第3号議員 2020年度活動方針(案)
     議長は、本議案につき満場一致をもって原案は承認可決した。
    第4号議案 2020年度予算(案)
     議長は、本議案につき満場一致をもって原案は承認可決した。
  6. 全ての議事を終了したので、議長は13時45分閉会を宣言した。

Ⅳ 議事録に相違のないことを証明します。

議事録署名人 高瀬 清 
  同    渡嘉敷綏秀

2019年度決算

 ※PDFでご覧になる方はこちらの「2019年度決算.pdf」から

 2019年度の損益計算書の概算は、収支ともに1260万円です。

収入

 内訳は、1位が会費(収入に占める割合38%)です。会費収入は減少傾向ですが、各種の収入がこれを補っています。
 2位が「雑収入」(21%)で予算の3倍です。ここに、福岡大会会計残金、原水禁カンパが含まれますが、理事と会員の寄付、頒布会、印刷製版請負が目立っています。
 3位「家賃」(13%)、4位「介助者助成金」(9%)、5位「点民購読料」(5%)、6位「社宅助成金」(3%)と続き、不足分を、「預貯金からの繰り入れ」(12%)で収支を合わせました。

支出

 内訳は、1位「職員確保に伴う経費」(43%)、2位「事業に伴う経費」(36%)、3位「事務所維持に伴う経費」(21%)です。
 「職員確保に伴う経費」は専従職員と職場介助者の給料・保険料でトップですが、国からの助成金が入るので、実質は390万円です。
 「事務所維持に伴う経費」は税金と水光熱費が基本ですが、臨時に、エレベーターやエアコン等の補修が加わると膨らみます。いま、外装補修が問題になっています。一方今期、「家賃170万円」が入りました。
 「事業に伴う経費」のトップは「点民発行費」ですが、これは月刊号を自前で印刷するようになって大幅に減った結果です。2位は「会議費」で、全視協大会、全国委員会、理事会などの交通費と宿泊費で、回数を減らした結果の数字です。

現金・預貯金

 気になるのが、資産の内、土地・建物を除いた現金・預貯金の年度毎の推移です。
 2012年度末 2229万円
 2013年度末 1888万円
 2014年度末 1825万円
 2015年度末 1431万円
 2016年度末 1425万円
 2017年度末 1383万円
 2018年度末 909万円
 2019年度末 861万円

損益計算書(2019年4月1日~2020年3月31日)

 ※以下内容は、勘定科目 予算 決算 詳細の順

収入の部

 会費 5,200,000 4,745,200 862人(一般会員684人・減額会員178人)
 点民有料購読者誌代 600,000 627,586
 職場介助者配置助成金 1,307,880 1,081,570
 重度障害者等用住宅の賃借助成金 720,000 349,524
 家賃 0 1,655,651 約8カ月分
 雑収入 940,000 2,713,551 福岡大会会計残金132万円・理事寄付85万円・原水禁カンパ8万円・頒布会18万円・印刷製版請負費9万円、他
 預貯金からの繰り入れ 3,334,298 1,456,290
 収入の部合計 12,102,178 12,629,372

支出の部

 電話・インターネット料 120,000 134,343
 水光熱費 200,000 247,233 電気代203669円・ガス代20584円・水道代22980円
 火災保険料 40,000 32,242
 固定資産・都市計画税 400,000 404,500 建物・土地
 減価償却費(建物) 676,432 676,432 償却期間25年(7年目)
 減価償却費(エアコン) 296,982 296,982 償却期間15年(2年目)
 修繕費・備品 100,000 625,320 エレベーター保守契約料2年分・エレベーター修理507600円
 家賃報酬手数料 0 194,400 (株)ニチワ
 労働者給与 1,891,200 1,881,946 山城・藤野
 社会保険料(全視協負担)※1 270,720 571,442 1083250円から、自己負担金(山城、藤野287328円・村本224480円)を差し引いたもの
 労働保険料(全視協負担)※2 17,028 32,209 42367円から、自己負担金(山城理事、藤野理事5658円・村本4500円)を差し引いたもの
 重度障害者等用住宅賃貸(社宅) 1,200,000 1,221,400 藤野(2019年5月から)
 職場介助者給与(配置) 1,743,840 1,712,000 溝口・村本
 社会保険料(全視協負担) 226,344 0 ※ 1で既計上
 労働保険料(全視協負担) 13,632 0 ※ 2で既計上
 全視協大会費 930,000 911,613 理事交通費・宿泊費・議案書作成費
 全国委員会費 550,000 433,940 1回
 理事会費 300,000 273,600 2回
 分担金 161,000 176,000 障全協156000円・原水禁世界大会団体協力金5000円・原水禁平和行進団体分担金5000円・日本障害者センター10000円 
 歩外費 30,000 0
 役員交通費等 250,000 103,710 理事活動交通費等
 総務局担当経費 450,000 283,362 総務局活動交通費・通信費・消耗品費等
 機関誌局担当経費 70,000 53,800 会議交通費
 会計担当経費 40,000 59,420 会議交通費
 専門領域担当経費 40,000 67,340 あはき委員会・まちづくり委員会・弱視者委員会
 専門部経費 200,000 200,000 女性部補助
 書籍・資料 30,000 12,856 「点字毎日」
 点民発行費 1,600,000 1,884,322 月刊・増刊
 原水禁代表派遣費 100,000 74,780 1名
 災害見舞金 20,000 40,000 10,000円×4名
 青学部活動補助 35,000 16,000 あいあいパーティー担当交通費
 予備費・雑費 100,000 8,180
 支出の部合計 12,102,178 12,629,372
 差引残高 0 0

資産(2019年4月1日~2020年3月31日)

 ※以下内容は、 勘定科目 決算 詳細の順

 ゆうちょ定期貯金 2,004,522 利息4,522円
 三菱UFJ銀行預金 2,875,606
 ゆうちょ銀行貯金 592,913
 ゆうちょ銀行振替口座 2,965,086
 災害見舞金積立金 0
 現金 663,962 「点字民報」有料購読料等
 エアコン 4,454,744
 エアコン減価償却累計額 -519,719
 土地 24,414,910 登記面積 66.34㎡
 建物 16,910,800 登記床面積 284.03㎡
 建物減価償却累計額 -4,735,024
 預かり金 0
 大会拠出金預かり金 -251,500 新潟大会
 長期預り金 -540,000 家賃預かり金
 新潟大会準備金(立替金) 300,000
 合計 49,136,300

監査報告書

 2019年4月1日から2020年3月31日までの事業年度における各計算書類(損益計算書・貸借対照表)及び現預貯金残高の実施をした結果、正しく処理されていることを確認しました。
 同期間の各理事の職務執行も、事業目的に合致し執行されていたことを確認しました。

【留意事項】

  1. 今期の決算書において、予算差の大きな科目については、その内容を把握し会員の皆さまに説明してください。
  2. 組織の継続的な発展のためには、会員数を維持し、且つ拡大することが重要であり、対策が必要かと思います。
  3. 財政面では、限りある資金の有効活用を再度図り、併せて新規の獲得方法につきご検討ください。
  4. 今後の組織の活動及び運営の為には収支の中期計画を作成し、具体的な数値を把握しての対策が大事と思います。
  5. 2020年4月23日  
     監事 織田 洋 
     監事 根岸 民雄