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特定秘密保護法案の衆議院の採決強行に抗議

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特定秘密保護法案の衆議院の採決強行に抗議


 昨日、衆議院本会議において、「特定秘密保護法案」が政権与党である自民・公明と一部野党によって、強行可決されました。私たちは、十分な議論を尽くさないこの暴挙に強く抗議します。また、法案を変えない修正協議に応じ、内容をさらに悪くした維新の会、みんなの党を糾弾します。

 法案の、「秘密」がどこにあるのかは、誰にも知らされません。「秘密」を漏らしたり、漏らすよう求めたりした人は懲役10年の重罰に処せられてしまいます。誤って漏らした人も同様です。秘密を探ろうとする人も処罰されます。

 これは、公務員やジャーナリストだけの問題ではありません。原発の情報やTPP交渉のような、命や暮らしに関わる情報もすべて隠されてしまうでしょう。国が隠そうとする秘密に関わろうとする市民運動への弾圧、新しい治安維持法との指摘さえあります。

 国が都合の悪いことを人々の目から遠ざけようとするとき、そこには必ず戦争への準備がありました。戦争は秘密から始まります。

 国の情報は政治家や官僚のものではありません。必要なのは情報公開であり、これが世界のながれです。

 視覚障害者は、情報が入取できないことの日々を生きています。戦争への道は障害者を作り出す道。情報公開なくして視覚障害者の安心も幸せもありません。

 以上のことから私たちは、秘密保護法の強行に強く抗議し、参議院での廃案を目指して、国民的運動を展開するものです。


     2013年11月27日

     一般社団法人全日本視覚障害者協議会

     代表理事  田中 章治

     東京都豊島区駒込1-19-15直枝ビル

     ℡03-6912-2541